ファクタリングがどんな時に有効的なのかを利用具体例を用いて説明します。

ファクタリングの特徴や必要書類・事例など

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ファクタリングとは?

 

ファクタリングを知らない男性

 

ファクタリング (factoring) は売掛債権を買取するサービスの総称です。

 

ビジネスにおいて、納品や作業を行う前に代金を受け取れないことが多く、取引先の企業規模が大きくなると事務処理に時間がかかりやすくなります。

 

一般的な相場は月末締め翌月末払い(25~30日など)、さらに遅いケースでは月末締め翌々月払い、建設業ではさらに遅くなるケースもあります。

 

売掛金の回収が遅れると資金回転が悪くなり、中には決算は黒字なのに倒産してしまうケースもあります。

 

ファクタリングはこうした問題を解決するために登場したサービスで、売掛金を買取してすぐに現金化できます

 

契約内容に応じて手数料が差し引かれますが、利用企業(事業者)は資金回転率を良くして財務体制を健全化できるメリットがあります。

 

さらにファクタリングで増えているのがノンリコース(償還請求権なし)です。

 

買取してもらった売掛債権が万一、取引先が破綻するなど回収不能になってもノンリコース契約のファクタリングでは売却者に弁済義務はありません。

 

ノンリコースについての詳細はこちら

 

 

ファクタリングのよくある利用事例

 

ファクタリングの仕組みとメリットを分かりやすく解説するために、よくある事例をまとめました。
デメリットも理解いただくために、一部で失敗事例も紹介しています。

 

仕入れ費用や人件費、外注費をカバー

業種にもよりますが、仕事をするには仕入れ、人件費、外注費などコストのかかるものです。
大きい仕事になればなるほど、コストは高くなり後払いになる売掛金方式の負担は大きくなります。

 

毎月安定した売上を確保できているのであれば、最初だけ銀行融資を利用すれば後は上手に資金回転していきますが、小規模業者は仕事量に波のあるものです。

 

たとえば月に平均売上300万円程度の小規模業者が1,000万円の大型案件を受注したとします。

 

仕入れ費用に300万円かかり、納期の関係で日雇いや派遣などで人員を補填して従業員への給与支払いとは別に200万円の出費も出たとします。

 

従業員の人件費を差し引いても200万円以上の利益が残る仕事だったとしても、一時的に500万円の臨時出費を負担しないといけません。

 

こうした時にファクタリングで受注した1,000万円のうち80%を手数料10%でファクタリングすれば720万円の資金調達をできるので資金ショートを回避できます。

 

 

赤字企業の資金調達

融資を受けるには決算内容など申込企業に対して審査を行い、赤字や少ない利益では審査に落ちやすいです。

 

儲かっているけど税金対策で意図的に赤字や少ない利益で税申告するのは経営者の王道手法です。

 

税金対策していると借入の難しい融資に対して、ファクタリングは売掛先の信用力(破綻リスクや支払い能力)を審査するので、赤字や税金滞納であっても対応してくれるファクタリング業者が多数あります

 

 

信用できない取引先へのリスク回避

売掛金は取引先との信頼関係で成り立っています。

 

大手の場合は新しい取引先が現れても社内で審査や稟議を行って取引先を見極めていることが多いです。

 

自社で取引先の信用調査をするにも手間がかかりますし、取引先を増やせるチャンスがあっても、回収不能リスクを懸念して取引を断るケースがあります。

 

こうした時にノンリコースのファクタリングを利用すればリスクなく売掛金による取引を始められます

 

大手が小規模業者を相手にする時に多く見られる事例で、ファクタリングは資金調達意外の目的でも利用されることがあります

 

 

お金の流れをシンプルにする

クリニック、介護施設、調剤薬局など健康保険、介護保険などの報酬債権を扱う業種はファクタリングの利用率が高いです。

 

相手が公的機関であれば、同意を得て3社間ファクタリングすることは簡単で手数料は安くなります

 

小規模な医療・介護期間は売上の安定しないことも多く、診療報酬などは翌々月払いになるためファクタリングをすることで、売上の良い月に相応の収入を得るシンプルなお金の流れを作れます。

 

 

取引先に知られずに資金調達できる

売掛先に知られずにできる2社間ファクタリングは民間業者のファクタリングの主流になりつつあります。

 

日本ではファクタリングをすることは信用の欠落につながりやすいですが、2社間ファクタリングなら取引先への信用に影響を与えません

 

ただし、取引先の承諾を得る3社間ファクタリングに比べて手数料は高いです。

 

ファクタリングは一度利用すると、本来の支払い日にお金の入ってこなくなるため、繰り返し使わないと資金が回らなくなってしまうことがあります。

 

2社間ファクタリングを長期的に利用した結果、手数料の負担が大きく利益を大きく減らしてしまう事例もあります。

 

 

小規模業者は時短を喜ぶ

銀行からの融資を利用できる場合でも、内容によっては事業計画書を作成して銀行と何度も打ち合わせをする手間が出ます。

 

経営者が現場の仕事や営業活動をしている場合は、融資を受けるために取れる時間の負担が大きく、資金調達はできても売上を減らしてしまうケースがあります。

 

ファクタリングの手数料は銀行融資で払う利息より高くなることも多いですが、契約の手間が少なくて時間を取られないメリットがあります。

 

 

 

ファクタリングに必要な書類

 

ファクタリングの契約に必要な書類

 

利用する業者によって異なりますが、主に必要な書類は以下のとおりです。

 

  • 謄本
  • 印鑑証明
  • 決算書
  • 過去・直近の取引
  • 入金履歴の確認できる資料
  • 取引先との基本契約書
  • 成因資料 (発注書・納品書・請求書)
  • 経営者の身分証

 

基本的に審査までは取引先の会社名など最低限の情報で可能です。

 

必要書類は業者によって変わります。
謄本や印鑑証明は複数必要になる場合もあり、発行後3ヶ月以内に限ります。

 

すぐに資金調達の必要な場合は決算書をはじめ必要になりそうな書類の用意を勧めておくとスムーズに進められます。

 

地元密着型ならスピードも○

 

ファクタリング会社は数年前まで東京に集中していましたが、ここ1、2年の間に関西・九州・四国と西日本エリア全体にまで広がっています

 

対面で直接やり取りが可能なため書類さえ揃えば即日振込が可能という点や各地域の特性や習慣を理解したきめ細やかな地元ならではのファクタリングサービスが受けられる点が地元密着型のメリットです。

 

資金不足に陥りがちなお会社様は、是非緊急時の窓口として予めお近くのファクタリング会社を探しておくことをお奨め致します

 

西日本エリアで探すならこちら⇒【西日本版】ファクタリング会社徹底比較

 

 

 

ファクタリングの特徴まとめ

メリット
  • 資金回転をよくできる
  • 赤字決算など税金対策をしていても利用できる
  • 手続きに時間を取られない
  • 最短即日資金調達も可能
  • 2社間、3社間、ノンリコースなしなど契約内容によって特性が変わる
  • 取引先の信用調査を不要にして倒産など回収不能になるリスクを下げられる

 

デメリット
  • 手数料を取られる
  • 本来の支払い日に再度お金に困るケースも多い
  • 金融業者以外も参入していて手数料の高い悪質業者もいる